5/04/2014

側枝確保技術

梨の果実を成らせる枝を側枝と呼びます。

この側枝ですが、なかなか思った場所に出てくれません。

そんな時行うのが、これらの方法です。

まず、芽キズ。

枝が剪定の時に出て欲しい場所の1cm先にノコギリでキズを入れておきます。

すると、写真のように芽が出やすくなります。

水が流れているホースに穴をあけるとそこからピューっと水が飛び出ますよね。それと同じ原理です。


芽キズよりも確実に枝を確保したい、

また違う品種の枝が欲しい場合に行うのが、接木です。

方法は幾つかありますが、

これは腹接ぎと言って、主枝の皮をめくって穂木という、芽が1〜2個付いた短い枝を接ぎます。

美味しい梨を作るため、色々な努力をしています。

0 件のコメント: